昨日の記事の続き。
一方その頃Gene Simmonsは、本を出版。(日本語版も本日刊行)
それも音楽関連やバイオグラフィーの類ではなく、ビジネスで成功するためのマニフェストを伝える著書で、題して「KISSジーン・シモンズのミー・インク」。(Amazonの売り場は
こちら)
サブタイトルにドーンと大きく「ビジネスでドデカく稼ぐための13の教え」とあることや、出版社が
日経BP社ということからも分かるように、れっきとしたビジネス書だ。
彼の有名な台詞に "Merchandise, Merchandise, Merchandise" というのがあるが(一にマーチャンダイズ、二にマーチャンダイズ、三、四がなくて...みたいな意味)過去40年に渡る活動の中で、1億枚を超えるCDとDVDを売り、5000種以上にも及ぶライセンス商品が世界中で販売されている現状からみても、彼のビジネス・パーソンとしてのこのマニフェストには説得力がありそうだ。
起業家の方は一読の価値アリかも。
実際、
Amazon.comでの評価はかなり高い。
というワケで、ちょっと評価でも読んでみようと思ってさっき行ってみたら「日本でお買い物しましょう!」って、いきなりトップページで怒られた。
何それ?( ゚д゚)、ペッ
KISSの元ギタリストでオリジナル・メンバーだったAce Frehleyが来月15日、自身初のカバー・アルバム "Origins Vol. 1" をリリースする。
その中から先日、KISSのセルフカバー曲 "Parasite" の音源が公開されたのだけど、これがかなりの完成度で、懐かしさと相まってかなり盛り上がってしまった。
近年のAceといえば、2009年のLoud Parkでドタキャンし、お陰で急きょ代打で出演したLoudnessが観れてラッキー♪くらいの認識しかなかったのだけど(失礼)ギターはもとより、ご本人によるヴォーカルがまたいい。
そういえば初期のKISSは「全員リードシンガーができるバンド」として定評があり、70年代後半には4人同時にソロ・アルバムを出したこともあったっけ。(あれにはその他、色々事情があったようだがw)
ちなみに今回のアルバムには、朋友Paul StanleyやSlash、Lita Ford姐さんといった豪華なゲストも参加している模様。
でもって肝心の収録曲は以下のとおり。
何やら魅力的なラインナップ。やだこれ、買っちゃおうかなー。
(Amazonの日本盤売り場は
こちら、mp3は
こちら)
Origins Vol. 1 / Ace Frehley01. White Room (Cream)
02. Street Fighting Man (Rolling Stones)
03. Spanish Castle Magic - feat. John 5 (Jimi Hendrix)
04. Fire and Water - feat. Paul Stanley (Free)
05. Emerald - feat. Slash (Thin Lizzy)
06. Bring It on Home (Led Zeppelin)
07. Wild Thing - feat. Lita Ford (The Troggs)
08. Parasite - feat. John 5 (Kiss)
09. Magic Carpet Ride (Steppenwolf)
10. Cold Gin - feat. Mike McCready (Kiss)
11. Till the End of the Day (Kinks)
12. Rock and Roll Hell (Kiss)
メタラーにはお馴染みのこれら名盤のカバーアートを、素敵なGIFアニメにしてしまったパロディ作品が昨日、
Metalinjectionで紹介されていた。
画像が重くてここには貼れないので
リンク先で是非。
どれもなかなかよく出来ている。
この他にもメタル限定ではないけど「アルバムの絵柄を反対側から見たらきっとこんな風じゃないかなぁ」というのを表現した、題して
The Dark Side of the Covers なんていう作品集もある。例えばこんな感じ ↓
これはすごい!
いやぁ、みな芸が細かいなぁ。(もっと見たい人は
こっち)
最近流行りのVIP特別チケット。
プラス数千円から高いものになると数十万円まで、対象のアーティストや、おまけで付いてくるマーチャンダイズやミート&グリートの権利など、その待遇によってかなり高額になるものも珍しくないが、最近ここでも話題のJustin Bieberが先日、そのVIPチケットを購入した人へのミーグリを当面中止することを発表した。
米ゴシップサイト
TMZによると中止の原因はどうやらセキュリティ上のことのようで、それ自体はある意味致し方ないことかもしれないが、問題は2,000ドル(約22万7000円)という高額なチケットの返金方法にある。
ミーグリ目当てに2,000ドル支払ったファンの多くが「その分の値段を払い戻して欲しい」と求めているのに対し「一部だけの払い戻しはできない。返金希望者はVIPチケットを返却して」と一切返金に応じないBieber側でかなり揉めているようだ。
実際、ポップスターと直接会う代わりに、こんな撮影会もあったらしい。
これは他人事ながら気の毒すぎる('A`)
そこで立ち上がったのが、なぜかイギリスのロックバンドThe Darkness。
その気の毒なJustin Bieberのファン先着10名を、4月10日にカリフォルニア州サンディエゴで開催される彼らのギグに招待するというのだ。
もちろん無料。しかも本物のミーグリ付き。
なんとまあ、太っ腹なことで。
もっとも、音楽性はもとより存在そのものの方向性?が全く違う彼ら、招待された側が喜ぶかどうかはまた別の話だけど。
だって彼らの共通点といったら(フロントマンの)名前が
Justin っていうだけですよ?