Netflixの人気オリジナル青春ドラマ「13の理由」のシーズン2が、5月18日(金)に配信スタートすることが決定し、その予告編が公開された。
「女子高校生ハンナが自ら死を選んだ13の理由をカセットテープに吹き込み、原因となった生徒たちが死後にそのテープを順番に聞いていく」という内容のシーズン1は昨年3月に公開され、SNSの普及を背景にした性差別やいじめ、自殺、鬱といった暗い現実を精密に描いたことでかなり話題になった作品。
個人的には、これから死のうとしいているうつ状態の女の子が、その理由についてわざわざ問題の地点にまで赴きテープに吹き込むという、やたらバイタリティに溢れた行為に及んでいる設定自体にまず矛盾を感じ、やや斜に構えて見てしまった感は否めないものの、今までタブー視されていたこういった問題に、真っ正面から取り組んだという意味では、確かに見応えがあったと思う。
で、今回のシーズン2はというと、前作で描ききれなかった主人公ハンナの人生についてや、彼女を死へと追い詰めてしまった人たちについても、深く掘り下げていくらしい。
製作総指揮は引き続きセレーナ・ゴメスとのこと。
余談だけど、前作にあまりのめり込めなかったもう一つの理由に、主役のハンナ役の女優に違和感を感じたからもある。
無名の新人ながら演技力もあって、なかなかチャーミングな女優さんだとは思うのだけど(巷での評判も上々)こういったナイーヴな女の子の役より、どちらかというと、ホラー映画の最後に殺人鬼にとどめを刺して、シリーズ2作目にまた主演女優として登場するような、タフで魅力的な女の子の方が似合っているような気がするのよね。
殺そうとしても簡単には死なないような。(し、失礼)
前シーズンの予告編はこちら。